レンタルドレス、パーティードレスレンタル【Dress-Up】 トップ > ブログ > 実は既に理論化されていた!? 現代における晩婚化の理由

実は既に理論化されていた!? 現代における晩婚化の理由

実は既に理論化されていた!? 現代における晩婚化の理由

 ※この記事は、2015年10月9日の記事を、2016年3月17日(木)に再編集しました。

 

男女ともに晩婚化が進んでいると言われて久しいこの頃です。雑誌やTVなどでも結婚年齢の平均が以前より高くなっているというようなことを聞いたことはあるのではないでしょうか。

 

古くは家同士の結婚だったものが、家同士だけでなく当人同士も重要視されるようになった現在。当人同士の意見が結婚に影響を与えるようになったからこそ、自然と晩婚化ということになっているのではないでしょうか?

 

そこで、心理学や行動経済学の中で提唱されている「とある理論」から、晩婚化に至った理由を紐解いていきます。

 

 その理論の名は、『プロスペクト理論』

心理学者がノーベル経済学賞を受賞するという偉業を成し遂げたカーネマントベルスキーが提唱した、人の意思決定に関する理論がプロスペクト理論です。

 

ただ、プロスペクト理論から見た晩婚化に至った理由について説明する前に、非常に大きな問題があります。

 

 

「プロスペクト理論って何??」

 

 

そもそも論で、「何それ?」となりますよね。

そこで、困った時のWikipedia先生に聞いてみたところ、こんな説明でした。

 

 

確実性下における意思決定モデルの一つ。選択の結果得られる利益もしくは被る損益および、それら確率が既知の状況下において、人がどのような選択をするか記述するモデルである。

引用:プロスペクト理論 -wikipedia-

 

結論。

 

全くわかりません。

 

「日本語だよね?」と思うくらい、書いてあることが分からないです。

 

簡単にいうと、「損するのはイヤ。」と思う心理を理論づけたモノ

ものすごく精一杯噛み砕いてみると、人は利益を得る場合は確実性(リスク回避)に価値を見出し、損失を被る場合は損の回避の実現性に価値を見出すということのようです。

つまり、人はマイナスが発生することに対して、非常に敏感に反応するということです。

 

よく例で挙げられているものは、二択の質問でどちらを選ぶかということです。

 

 

分かりやすいプロスペクト理論の例

みなさんに質問です。

 

下記の内、あなたならないどちらを選びますか?

 

 A:誰でも無条件で100万円が手に入る。

 

 B:2つの箱から1つを選ぶ。一方には200万円が入っており、それを手に入れられる。もう一方には何も入っていないので報酬はなし。

 

選べましたか??そしたら次に進みます。

 

 

あなたは200万円の負債を抱えるとします。どちらを選びますか?

 

 A:誰でも無条件で負債が100万円減額され、負債残額が100万円になる。

 

 B:2つの箱から1つを選ぶ。一方には負債が全額免除される権利が、もう一方には何も入っていないので負債残額は変わらない。

 

選べましたでしょうか?

 

それでは説明します。

 

 

 

 

 

こういった質問をすると多くの人が最初の質問ではAを、次の質問ではBを選ぶという実験結果があります。

 

利益を得る(質問①)場合は、確実にもらえる方が選ばれ、損失を被る(質問②)場合は、全額負債がなくなる可能性がある方を選ぶということですね。

 

※質問②の場合は、実質はどちらも負債額が減額されているが、Aを回答すると100万円の負債は残ったまま。

 

 

少し怖い話ですが、損失を回避したいということが人間の心理の根本にあるとしたら…

 

結婚もこれにあてはめられてしまうのではないのでしょうか?

 

 

 結婚をしていない理由とプロスペクト理論

内閣府が2014年度に行った意識調査では、20代~30代女性の41.5%が未婚という結果が出ています。(ちなみに男性では52%)

 

この未婚者が結婚をしていない理由で非常に多かった栄冠(?)の第一位と第二位は、

 

適当な相手に巡り合わないから

 

自由や気楽さを失いたくないから

 

というものでした。

 

上記の意識調査では、選択式の質問だったようですが、自由記述も可能だったことを考えると、実際の世の中の考え・理由ともそれほどずれていないかと思います。

 

この結果を見ると、未婚者は結婚をすることで得られる効用は、自由や気楽さを失うことから考えると利益としては価値が低いと考えているということになります。

 

 

昨今は、相手よりも「自分の価値観」を重んじる傾向が強い。

未婚者で現在恋人がいない人へ行ったアンケートでは、男性の36.2%、女性の39.1%が恋人がほしくないという回答だったという衝撃の事実もあります。

 

恋人がほしいと思わない理由は、恋愛が面倒ということが男女ともにトップで、続いて自分の趣味に力を入れたいや仕事や勉強に力を入れたいという回答が上位を占めていました。

 

結婚観の変遷によって、以前とは違うところを大切に考えて恋愛や結婚を見ているのかもしれません。

 

結婚に興味がある人であれば、既婚者であろうと未婚者であろうと、自分(たち)の満足いく恋愛や結婚がイヤだということはないと思います。

 

プロスペクト理論に当てはめると、自分の価値観と一致するかどうか分からない事から、損を被る可能性がある為、どうしても結婚まで踏み切れないという事なのでしょう。

 

 

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

恋人との結婚に踏み出せない理由も心理学的に紐解くと、自然のことだったということが分かります。幸せを手に入れるための代償があまりにも大きかったとなると後悔ばかりしてしまいそうですからね。

結婚の幸せは結婚をした人にしか分からないということもあります。結婚の先にある幸せという利益がどういうものなのかを未婚者は知らないということになります。ますます結婚に踏み出しにくくなってしまう理由とも考えられますね。

 

結婚は人生の墓場であるという言葉があるように、巷では結婚についてのネガティブな面を聞く機会が多いと思います。

 

仮に結婚自体には興味があるけれども、相手がいないや、自分の時間を大切にしたいという理由で踏みとどまっていることがあったら、身の回りの結婚している人に「結婚してよかったと思うことだけを話して」という風に頼んでみてはいかがでしょうか。

 

今まで見えていなかった結婚の新しい一面が見れて、結婚することの価値が一気に上がるかもしれませんよ。